よくあるご質問
Q&A
一般の方や患者さんからよく聞かれる
下肢静脈瘤についての質問を幅広く集めました。
専門医の監修のもと、ひとつひとつていねいにお答えします。
一般の方や患者さんからよく聞かれる下肢静脈瘤についての質問を幅広く集めました。専門医の監修のもと、ひとつひとつていねいにお答えします。
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Vol.2 予防について
Q1:マッサージは下肢静脈瘤の予防に効果がありますか?
足のマッサージで下肢静脈瘤の悪化を予防したり、症状を改善できます。

座ってふくらはぎを両方の手のひらでさするように心臓に向かってマッサージします。あまり力を入れなくてもいいので、手のひら全体が皮膚に密着するようにマッサージしてください。

寝る前や入浴時に1回2〜3分で十分ですので、毎日行ってください。寝る前だけでなく、午後から夕方に数回マッサージをするとさらに効果的です。
Q2:運動は下肢静脈瘤の予防につながりますか?
運動は全身の循環を改善します。
特にふくらはぎを鍛えると筋ポンプ作用が強化されて、下肢静脈瘤の症状の改善や予防につながります。

また、肥満は下肢静脈瘤を悪化させるので、運動をして肥満を解消することは予防につながります。
軽いジョギングやウオーキング、散歩等を継続して行うとよいでしょう。

特に、水中ウオーキングや水泳は浮力と水圧によって足の循環が改善し下肢静脈瘤の予防にとても有効です。
Q3:下肢静脈瘤の予防のために食生活で気をつけるべきことはありますか?
高血圧や便秘は下肢静脈瘤を悪化させますので、塩分や脂分を多く含む食べ物や肉類など高血圧、便秘を悪化させる食べ物は避けましょう。
Q4:下肢静脈瘤の予防のために日常生活で気をつけるべきことはありますか?
特に大切なのは長時間同じ姿勢を取らないことです。立ちっぱなしが一番よくないのですが、その他にも座りっぱなしで同じ姿勢でパソコンに向かう、テレビを見る、作業をする場合も1時間に1回は休憩する、あるいはオットマンなどの足置き台で足を高くするなどの工夫が必要です。

また、下肢静脈瘤の発症の原因ともなる運動不足や肥満を解消するために適度な運動を行い体重を減らすのも有効です。
適度な運動や足のマッサージをするのも有効です。
あくまでも日常生活に支障がない範囲で行ってください。
→詳しくはこちら:
「日常生活で気をつけること」
http://www.think-vein.jp/about5.html
Q5:「血液をさらさらにする」ことで下肢静脈瘤を予防できますか?
下肢静脈瘤は血管の詰まりによる病気ではありませんので、血液をさらさらにすることと下肢静脈瘤の予防とのつながりはありません。
Q6:日常、手軽にできる下肢静脈瘤の予防方法で効果的なものはありますか?
弾性(着圧)ストッキングを日中に着用するのが、手軽で最も効果的な予防法です。
コンビニエンスストアやドラッグストアでむくみ予防用に売られている市販の着圧ストッキングと医療機関で処方される医療用の弾性ストッキングがあります。
市販品も医療用も基本的には同じ構造で、正しく着用すれば下肢静脈瘤の予防に効果的です。

医療用は市販品より圧迫する圧力が強い分、着用に注意が必要なため、医師に相談の上、適切な弾性ストッキングを処方してもらってください。
→詳しくはこちら:
「弾性ストッキングを活用しましょう。」
http://www.think-vein.jp/about5.html#about5_1_5

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